読み屋(@Books_Yomiya)です。
デスクワークの方であれば、毎日当たり前のように座っていると思います。
そうでなくとも、基本的に家で家事をしている間でなければ座っていることがほとんどではないでしょうか?
何気なく行っている「座る」という行為、実は健康リスクが高いことが分かってきました。
座りすぎに注意!座りすぎによる健康リスクとは?
座りすぎは糖尿病や死亡リスクが増加する
あらゆる研究から、 心血管疾患、糖尿病など深刻な健康上の問題と、座りすぎの因果関係が明らかになっています。
また、いくら運動をしたところでリスクの低減ができないと言われています。従って、私たちがこのリスクを回避するためには、座りすぎの習慣を見直すしかないのです。
糖尿病に関する2012年の論文で、研究者は1約80万人のデータをレビューしました。
その中で、座る時間が少ない人と比較して、座る時間が最も長い人は、心血管疾患の相対リスクが147%、糖尿病の相対リスクが112%、早死するリスクが49%高いことを発見しました。
https://www.apa.org/gradpsych/2013/09/backbreaking
座りながらテレビを1時間見るごとに22分の寿命が縮む
また別の研究では、25歳以上の人が座りながらテレビを1時間見るごとに、平均寿命が22分短くなるとも言われています。
スポーツ医学の英国ジャーナルの 2012年の研究によると、プライベートで座っている際の影響(特にテレビ視聴の影響)に焦点を合わせました。
https://www.apa.org/gradpsych/2013/09/backbreaking
食事、運動習慣、その他の変数を調整した後、研究者たちは、25歳以上の人がテレビを見ている時間が1時間延びるごとに平均寿命が22分近く短縮されていることを発見しました。
なぜ座りすぎは身体に悪いのか?
座っている状態というのは、人の身体の中で一番大きい下半身の筋肉がほとんど稼働しておらず、ブドウ糖の吸収を促すインスリンの効きが悪くなるからだと言われています。
インスリンの効きが悪くなることで血糖値が上昇し、糖尿病のリスクが増加してしまうのです。
また、座ったまま過ごす時間が多いと、運動不足による筋肉・心肺機能の低下などが引き起こされますので、死亡リスクが上がるということも容易に想像ができます。
特に、日本人は世界各国の中でも最も座っていると言われており、私たち一人ひとりの固定概念を変えていく必要がありそうです。
座りすぎ防止の具体例を紹介
座りすぎ防止にはスタンディングデスク
一日のうちに一番長く座っているのは、仕事中。
仕事中の座りすぎを解消するために手っ取り早いのは、スタンディングデスクです。
スタンディングデスクを導入することで、とあるコールセンターでは46%も生産性が向上したという研究もありますので、健康上のリスク回避と、仕事の生産性向上の二つのメリットを享受できます。
座りすぎ防止のアラートを出すスマートウォッチ
最近のスマートウォッチでは、座りすぎ防止のアラートを出すことができます。
座っている時間を自動で計測して、1時間経過するとアラートを発してくれるのです。
特に、フィットネスに特化したFitbitの商品は非常におすすめです。
電車やバスでは立って座りすぎを防止
電車やバスで通勤されている方もたくさんいると思いますが、そういう時はあえて立ってみましょう。
椅子取りゲームから解放されることで、座れなかった際のストレスも軽減されます。
更に、「高齢者が来たら席を譲らねば…」などと考えて余計な心理ストレスを受けることもなくなるはずです。
座りすぎによる健康リスクまとめ
今回の座りすぎによる健康リスクをまとめると、以下のようになります。
- 座りすぎで心血管疾病、糖尿病、死亡リスクが上昇する
- テレビを1時間座りながら見ることで、約22分の平均寿命が縮む
また、座りすぎ防止策としては、以下を適用するとよいでしょう。
- スタンディングデスクを導入する
- スマートウォッチの座りすぎ防止機能を活用する
- 電車やバス内では基本的に立つ
これからは「座って仕事をする」、「座ってテレビを見る」などの固定概念を変えてパラダイムシフトさせていきましょう。