読み屋(@Books_Yomiya)です。
髪が傷んで困っている、髪にコシがない、などお困りではありませんか?
髪のダメージは加齢だけでなく、私たちの生活習慣も大きく影響を与えており、知らず知らずのうちに髪にダメージを与え続けているのです。
髪にダメージを与え続けていると、やがて髪の毛が薄くなったり、髪の毛が抜けてきたりすることがあります。
今回は、アメリカ皮膚科学会の見解をまとめ、髪にダメージを与える9のヘアケア習慣と題して紹介いたします。(アメリカ皮膚科学会記事)
ぜひ思い当たる習慣があるようならば、あなたのヘア習慣を見直してみましょう。
1.シャンプーの際に髪を擦っている
シャンプーの際に、必要以上に髪を擦ることで、髪にダメージを与えています。
もし、髪をゴシゴシと擦るクセがあるならば、見直すようにしましょう。
シャンプーの際は以下の通り洗うことで髪へのダメージを最小限にできます。
- シャンプー時は、頭皮を優しくマッサージする
- シャンプーを頭皮からすすぐときは、髪全体を流し、髪をこすったりしない
2.髪にコンディショナーをつけていない
コンディショナーは、髪へのダメージを防ぐことができるので必ずつけましょう。
また、コンディショナーをつけることで紫外線から髪を守る役割も果たしているとのこと。
習慣的にシャンプーの後に、コンディショナーを使用するようにしましょう。
3.タオルで髪を擦って乾かしている
シャワーの後、タオルで髪を擦って乾かしていませんか?タオルで髪を擦ることも、髪にダメージを与えています。
タオルで髪を乾かす際、以下の通りに乾かすことで、髪へのダメージを防ぐことができます。
- 髪をタオルで包んで、水分を吸収する
- 髪を風乾させる
4.濡れた状態で髪をブラッシングしている
濡れた髪というのは非常に無防備です。
濡れた状態で髪をブラッシングすることで髪にダメージを与えています。
髪をブラッシングするときは、髪の毛を少し乾かした後で、幅の広いクシで優しくとかすようにしましょう。
5.ドライヤー、ヘアアイロンを使用しすぎている
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱は、髪にダメージを与えています。
従い、髪へのダメージを防ぐために、以下を推奨しています。
- 髪は空気乾燥させる
- ドライヤーやヘアアイロンの温度は、一番最低温を使用する
- 使用する時間を短めに制限する
- ドライヤーやヘアアイロンの使用する頻度を減らす
6.強力なスタイリング剤を使用している
髪を固定する強力なスタイリング剤(ヘアワックスなど)は、髪にダメージを与えています。
発想を変えて、スタイリング剤を使用しない髪型を試して見てはいかがでしょうか。
もしくは、ヴァセリンのような油性で余分な添加物の入っていない製品でスタイリングするのも一つの手段です。
7.ヘアゴムで髪を引っ張りすぎている
ヘアゴムで強く髪を引っ張りすぎないよう注意しましょう。
髪に断続的に力がかかっている状態なので、髪に少しずつダメージを与えているのです。以下のどれかに変更してみましょう。
- ヘアゴムで髪を強く引っ張りすぎず、緩く引き戻す
- 髪の保護ができるカバー付きのヘアゴムを使用する
- ヘアゴムを使用しない髪型を試す
8.髪のカラーリング、パーマ
当然ですが髪のカラーリングやパーマは、髪にダメージを与えます。
以下を参考にして、髪へのダメージを最小限にするよう努めましょう。
- 特に空気が乾燥している場合、カラーリングやパーマの間隔を長くするようにする(冬は8~10週間以上を推奨)
- カラーリングとパーマ両方必要な場合は、最初にパーマをして、その後2週間あけた上でカラーリングをする
- シャンプーの後は必ずコンディショナーを使用する
- 外に出るときは、酸化亜鉛を含むリーブインコンディショナーを使用するか、つばの広い帽子をかぶり髪を保護する
※酸化亜鉛:皮膚や髪を保護して炎症を和らげる効果がある。
9.必要以上髪にブラシを当てている
ブラッシングのし過ぎは、髪に摩擦を与えて、結果としてダメージにつながります。ブラッシングのし過ぎには注意しましょう。
以下を参考に髪を守るよう努めましょう。
- 髪をブラッシングしてクシでとかすだけでスタイリングできるし、そんなに回数は必要ない
- 広い幅のクシを使用して優しく髪をとかす
- 髪を引っ張ってスタイリングするのは避ける
- 必要に応じて髪の保護コンディショナーを使用し、髪の絡まりを優しく取り除く
髪にダメージを与えるヘアケア習慣まとめ
知らず知らずのうちに、私たちの日々の習慣で髪にダメージを与えています。
思い当たる点が一つでもあるならば、その習慣を見直して、髪へのダメージを避けておくことが無難です。
また、ヘアケア習慣を変えても状況が改善しない場合は、皮膚科医に相談するとよいでしょう。