残業は脳卒中のリスクを高める可能性がある

  • 2019年12月28日
  • 2020年1月24日
  • 健康

読み屋(@Books_Yomiya)です。

残業を慢性的にしている、残業して自分の時間を切り売りしている、という方はいませんか?

日本でもようやく働き方改革など、残業に対する意識に少しずつ変化が起きているのかもしれませんが、残業することへのリスクはまだまだ報道されていません。

残業をすることが長年、会社内で美徳とされ、残業をするほど評価されてきた時代もありましたが、そのような考えや文化はこれから間違いなく変わっていきます。

また、残業をすることがリスクだと意識することで、残業をすることへの抑止力になる可能性があります。ぜひ参考にしてください。

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残業は脳卒中のリスクを高める可能性がある

残業は脳卒中のリスクを高める可能性がある?

アメリカ科学振興協会によって発行されているサイエンスの記事にて、残業は脳卒中のリスクを高める可能性があることがはっきりと示唆されています。

長時間の残業は、脳卒中のリスクを高める可能性があります。


ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアからの約53万人の男女を含む17の研究の新しいメタ分析の結論です。

The Lancetに掲載された調査では、週に41~48時間働いている人は、35~40時間働いている人よりも脳卒中のリスクが10%高いことがわかりました。

ワシントンポストによると、49時間から54時間働いた人のリスクは27%高く、55時間以上働いた人のリスクは33%高かったとのこと。

研究者らは、このような長時間労働と冠状動脈性心疾患のリスク増加との間に、同様の関連性も発見しました。 

https://www.sciencemag.org/news/2015/08/working-overtime-may-increase-your-risk-stroke-study-suggests
就業時間(1週間あたり)脳卒中リスク
35~40時間1.00
41~48時間1.10
49~54時間1.27
55時間以上1.33

なぜ残業は脳卒中のリスクを高めるのか考察

なぜ残業することで脳卒中のリスクが高まるのか?

脳卒中というのは脳の血液循環障害とも言われ、脳の血管が詰まったり血流が悪くなったりすることで発生します。

基本的に仕事中というのは同じ姿勢になりがちで、活動量が低いため血流が悪くなります。

血液が身体や脳に行き渡らない習慣を続けることによって、脳卒中を引き起こすのではないかと考えられます。

残業に加え、座りすぎというのも健康上のリスクがあるというのは周知の事実です。

従って、基本的には残業をせず、更に1時間に一回は歩くように心がけるとよいでしょう。

残業は脳卒中のリスクを高める可能性があるまとめ

残業は脳卒中のリスクを高める可能性があり、まとめると以下になります。

  • 週に41~48時間働いている人は、35~40時間働いている人よりも脳卒中のリスクが10%高い
  • 更に49時間から54時間働いた人のリスクは27%高く、55時間以上働いた人のリスクは33%高い

残業することで見かけ上のあなたの利益は増えますが、それ以上に自分の身に起こるリスクを考えておく必要があります。

残業とは自分の時間や健康とのトレードオフの関係で成り立っているということを意識しておきましょう。

残業する代わりに、「どうしたら時間内に自分の仕事を完了できるのか?」ということを常々考えておくことで、仕事の効率化にもつながりますので、そのような考え方を持ちつづけるとよいでしょう。

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